りょうブログ

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僕の価値

彼女の人生に僕は必要ない

 

 

 

 

彼女と出会ったのは高校生になってからだ。

彼女と話すきっかけととなった場が部活動であった。

僕はサッカー部へ入部、彼女はマネージャーとなった。

月日が流れるとともに僕たちの仲はどんどん縮まっていった。

学校や部活動、いつのまにか僕は彼女を目で追っている日々が続いた。

高校1年の冬彼女彼氏ができたと聞かされた。動揺を隠せなかった自分がいた。

それでも僕は彼女を諦めることはできなかった。奪いたいと思ってしまった。

でも僕は少しでも気をひこうとしおっけな態度をとったり

彼女の気を引こうとすることでしかできなかった。

嬉しいことに彼女は彼氏とすぐに別れた。僕はすぐに彼女に思いを伝えた。

彼女はこう答えた

「あなたも好きでした」と。

単純にうれしかった。でも複雑な気持であった。

「付き合おう」と僕は言ったが、拒否られてしまった。

彼女は付き合ったら冷めちゃうなどと言い断ってきた。

付き合わないで好き同士の関係を保とうという意味であった。

それでもって彼女は元カレを未だに引きずっていた。

それでいて僕がほかの女子と話していたりすると

彼女はすごく嫉妬する。睨みつけてくる。とても自己中心的な女性だった。

僕は彼女に僕だけを見て欲しくて彼女の気を引く行動をとった。

彼女をつくった。それだけのために利用した女だった。自分でも最低なことをしたとは思っている。

でもそんなことどうでもよかった。ただただ彼女が欲しかった。

最初見たときは彼女なんて眼中になかった。

でも結果好きになった。「好き」とはよくわからないものだ。本当に。

彼女を作ったのは効果絶大で彼女は嫉妬心であふれていた。

別れる代わりに僕だけを好きでいてくれると約束してくれた。僕は彼女と別れた。

その後僕たちは学校の帰り、休みの日ずっと一緒に過ごしてきた。

これから先ずっと一緒にいる約束もした。いろんな約束をした。

それなのに......

高校卒業の季節になると彼女は僕を捨てた。

不純な理由で僕を捨てた。3年間も一緒にいたのに別れるときは一瞬。

彼女へ対する思いは山ほどあるが、もうやめる。

一人でいるとき彼女の笑った顔、泣いた顔、あまえた顔、髪の毛の匂い、

そんな彼女はもう隣にはいない。

彼女の人生に僕は必要なかったんだ。